”破壊が無ければ再生は無い 生命の循環の永遠の形 真実の種から産まれた木”

MorningParkには大きな樹が生えていて、世界中の色とりどりの美しい花が咲き、あらゆる果物の実がなります。

このMorningParkの樹は、表現をするための掲示板です。どんな言葉でも、詩や小説、散文、イラストや音楽でもかまいません。あなたの思いを、届けてみませんか。
それはこの木を育む栄養になって、実をつけ、花を咲かせ、ここを訪れた旅人を癒します。

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'04
 ムカイハル  - 04/5/18(火) 23:10 -
後ろを振り向けば見たこともない景色で
勿論前にも何があるかなんてわかりません

それでも生きるのでしょう
数多くの人の営みの中のほんのひとつとして
その手でつかむのでしょう
雑踏に埋め尽くされゆく出口を きっと

どれだけ歩いて どれだけ泣いて
ああ 気がつけば破れたカレンダーの山に大切なものも置いてきたような
そんな気がして いやというほど
頭の中がぐにゃぐにゃとこんがらがって また一枚カレンダー破くんだ

ドアを指差して「あれは私の?」と尋ねても
皆が皆そう問う それが生きることだと最近思う

だれより生きていきたい
気がつけば足がぼろぼろだったんだ それでも
その手でつかむんだよ
どこにいるかじゃない どこに行くかじゃないのでしょうか

どれだけ出会い どれだけ別れて
あんた方はいままで何を学び そして忘れ 得て失い泣き笑いましたか?
めくるめく思い いやというほど
頭の中を埋め尽くし始めて何も見えなくなってくる

ああ あなたも今 そんなことを考えてますか?
それともあなたはもう 出口のドアをノックしましたか?

止まらぬ時間 流れゆく中で
私は所詮一人の人間でしかない ずっと忘れ 得て失い泣き笑うだけだ
走り続ける足 ああまだ動くんだ 全く
どうせ止まれないんだからとまた私は問うんだ
「あれは私のですか?」
何も恐れるな 砕けてもいいじゃない?
激動の時代は思ったよりも灰色で憂鬱なものだったりしたけれど
あなたの言ったように 自分は自分で
生きてゆくのだと灰色を笑い飛ばしてやるんだ カレンダー破いて

最先端の2004年 総天然色で

止まらぬ時間 流れゆく
走り続ける足 ああまだ動くよ すごいなあ
何も恐れない 砕けたって構わない
あなたの言ったことを 私は出来てるのか
そんなことわからないけれどそれでも私はしつこく生きるよ

雑踏に埋もれる前に 出口を
自分だけの出口を見つけるんだ そして言ってやろう
「あれは私のだ」

引用なし

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'04 ムカイハル 04/5/18(火) 23:10

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